卵巣破裂当日~自宅にて(4)
今年の6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
《前回》 卵巣破裂当日~自宅にて(3)
前回の続きです。
夫は、私の痛がる姿を見て、何か普通ではないものを感じたらしく、
「救急車、呼ぼうか」
と言ってきました。
私は、痛みの渦の中にいて
夫のその声が、遠くから聞こえてきて
返事をしようにも、うめき声しか出せず…
でも、しばらくすると
痛みが弱まるやいなや、せきを切ったようにしゃべりだす私。
しゃべり、 再開。
すごく痛かったけれど、救急車は呼びませんでした。
騒がしかったのか、息子が起きてきました。
今回のお話は、ここまでです。
「激痛じゃないから、卵巣破裂はしていない」
あの時はそう決めつけておりましたが、今思えば、あれは十分、激痛でしたよ…
私は、自分が思う 「 激痛 」 のハードルが高すぎました。
これですもん。思っていた、激痛って。
(前回のイラストより)
次回は、薬を求めて動いたら、生まれたての子牛みたいになっちゃったお話です。
「自宅にて(5)」に続く。
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・卵巣破裂前日までのお話 全21話
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