らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

手術後3日目(3) 咳が気配であるうちに

2020年6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。  

 ↑この続きです。

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       (前回のイラスト)

なぜこんなに私がヤバイヤバイとなっているのかというと、

それはなんだってもうヤバイもんはヤバイからであります。

 

ここからちょっと説明。

 

開腹手術後はしばらく、腹筋を使うと傷が痛みます。

腹筋を使わないように気をつけていればいいのですが、

くしゃみ と はそうはいきません。

行動を慎重にしていても、ヒョコっといきなりやってくるからです。

 

私は帝王切開で2回開腹手術をした時、

術後にくしゃみや咳を迂闊にしてしまい、

痛みで悶えました。

 

開腹手術後のくしゃみ、怖いです。

 

特にくしゃみ

 

くしゃみって、瞬間的に強く腹筋を使うようで、

ものすっごく傷が痛みます。

 

でもくしゃみは、出そうになった時に鼻の頭をこすると止められます。(私は)

くしゃみを出したくないなら、鼻の頭をこすり倒せばいいのです。(私はそうしている)

 

問題は、 

鼻の頭をチョチョチョっとこすってどうにかなってくれるくしゃみと違い、

咳は指先一つでは簡単に治まってくれません。

でも咳の気配を感じてすぐに対処すれば、抑えこめないこともない。

そしてそれは、咳がまだ気配だけであるうちでしか効かない…

 

…と、前置きが長くなりましたが

以上をを踏まえた上で、以下をお読みくださいませ。

 

そしてまたこのコマに戻る↓

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咳対策として、ペットボトルの水をすぐ手にとれる所に置きました。

 

ちなみにその後、入院中に何度か咳の気配がありました。

体を起こしている時は普通に水を飲んでいましたが、

ベッドに横になっている時に咳の気配を感じた時は、

すかさずペットボトルのキャップに水を注ぎ、口に放りこみました。

 

水をこぼすことはもうありませんでした。

そして、咳を気配の段階で消滅させることができました。

 

このようにして私は、

なるべく腹筋を使わないように気をつけ、

くしゃみは鼻をチョチョチョとこすって抑え、

は気配の段階で水を飲んで抑えることで、

腹筋からくる痛みを回避しておりました。

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この後、思わぬ伏兵が現れます。

笑いの伏兵です。

 

開腹手術後は、笑っても痛いのですよ…

 

手術後3日目(4)笑いの伏兵に続く。 

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   「おまけ通信」

ペットボトルのキャップから水を飲む時、

吸い飲みがあったら!

と思いました。

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曲がるストローでもいい。

とも思いました。

 

曲がるストローが一本あれば、

ペットボトルにストローをさしこんで

寝ながらでもそんなに苦労せずに飲めるのに…と思いました。

 

帝王切開で入院していた時は、前もって入院の支度をしてあった為、

ペットボトルにつけるストローキャップをあらかじめ用意しておけました。

 

でも今回は緊急搬送での入院だったので、咳対策など頭になく。

夫に持ってきてもらおうかとも思いましたが、

コロナ禍でお見舞い禁止の為、

ストロー1本届けさせてすぐ帰ってもらう、というのは申し訳なく思いました。

 

まあ…キャップがあるからいいか、失敗してもちょっと濡れるだけだし。

と思いまして、実際なんとかなりました。

ペットボトルキャップウォーターチャレンジに失敗したのは、最初の一回だけでした。(自慢)

 

あの小さなペットボトルのキャップに、入院中こんなに助けられるとは思いませなんだ。

 

ここまでお読みくださり

ありがとうございました。

   ウチ ウメコ

 

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