写実的人物画を始めた頃の絵
一時期、写実的な似顔絵を描いていたことがあります。
こんな感じの絵です↓
その頃描いた似顔絵をいくつか載せようかと思ったのですが、
写真に忠実に描いてある為、
本人に許可なく載せたらダメよね、と思いました。
（夫と息子の似顔絵は目が開いていないので載せました。許可もいただきましたのよ）
でも、写実的人物画を練習しだした頃の絵でしたら、
どこの誰だか判別できない仕上がりなので、載せられます。
ので、載せます。
写実的人物画を描き始めたのは、今から９年前の2012年。
まずは、雑誌やカタログに載っている人物の写真で練習しました。
通販カタログに載っていた男性モデルのどなたか。
まだマンガっぽさが抜けない…
もっとリアルな絵をと思い、
鼻の穴や唇のシワなども描いたのが次の絵。
何かのカタログに載っていた女性。
写実的になってきましたが、写真そっくりとはいきませんでした。
しっかり色をつけたらどうだろう？と思い、
色鉛筆１色だけで描くのをやめてみました。
パステルと色鉛筆を使って、雑誌に載っていた外国の女性を描く。
よりリアルさは出てきましたが、色をつけてもそっくりには描けませんでした。
続けてもう１人描く。
どういう訳か、キャシー中島さん風に仕上がってしまった…
キャシー中島さんには全然似ていない女性の写真だったのに。
ほんのちょっとのズレや陰影のつけ方で、別人（キャシー中島氏）になってしまうとは。
顔の輪郭、すごく大事。
パーツの形と位置、ものすごく大事。
そして陰影の位置や濃淡加減を間違うだけでも、別人になってしまうことを知りました。
これらの反省を踏まえて注意深く観察しながら描くようになり、
それなりに描けるようになった頃、
身近な方から似顔絵を頼まれるようになりました。
30名くらいの人の似顔絵を描きました。
そしてその後、絵と関係ない仕事に追われていくようになり、私は絵を描かなくなりました。
４年くらい、何も描きませんでした。
今は、どうだろな、写実的似顔絵は描けるのかしら？
老眼があるので、アナログで細かい作業をすることに自信がもてませんです…（；￣ェ￣）
次回は卵巣摘出の話に戻ります。
ここまでお読みくださり
ありがとうございました(^^)
ウチ ウメコ
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