らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

卵巣破裂の2ヶ月前 〜再診〜

今年の6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 

 

卵巣破裂する2ヶ月前のお話です。

 

生理痛でAクリニックを受診してから、しばらくして生理がきまして、それがやっぱり…痛い…痛い。

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痛み止めを飲めば下腹部の痛みはどうにかやりすごせるのですが、生理3日目くらいから、胃や腰に重い痛みがくるようになり、これがなかなか辛いものがあって。

 

これは、やはりおかしい。

A先生は、特に原因は見当たらなかったとおっしゃっていたけれど、こんなに痛いのには理由があるはず。

 

もう1度診てもらおう。

ホルモン治療のことも聞いてこよう。

 

そして再びAクリニックへ。

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この日の担当医師はB先生。

14年前に娘を出産した時に、お世話になった先生です。

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問診の後、経膣エコー。

 

B先生は、「左の卵巣が4センチに腫れてるね。左の卵巣の内膜症だね。痛みの原因はこれだと思いますよ」とおっしゃいました。

 

そうだったんだ!

左の卵巣が病気だったんだ。

だから痛かったんだ!

 

ところが、「右の卵巣は…うーん、見えないな。見えないから大丈夫でしょう」と先生が言いまして。

 

「見えないけれど、大丈夫なんだ」と、その時は何の疑問も抱かず安心していたのですが、実はより問題があったのは、左の卵巣ではなく右の卵巣だったのです。(この1ヶ月後に別の病院で判明することになります。)

 

B先生は前回診てくれたA先生と同じように、「ウッチーさんの場合は、閉経まで痛み止めで逃げるか、痛みが辛いならホルモン治療をするといいでしょう」とおっしゃいました。

 

私はもう痛みに耐えるのがキツくなっていたので、ホルモン治療をお願いしようと思いました。

 

しかし、B先生の次の一言で、治療に踏み込むのをためらいました。

 

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「ピルを飲めばいい」

 

 

私はホルモン治療のことはよく分かりませんが、40歳以上の人にピルは勧められないと何かの情報で聞いていました。(40代からピルの服用に伴う血栓症のリスクが高まるそうです。後日調べ)

 

B先生は、治療はピル一択のような感じだったので、40歳以上の人うんぬんのことは言い出せず…

 

私は前回と同様、「もう少し様子をみてみます」と言って診察を終えました。

 

別の病院を探そう、そう思いました。

 

Aクリニックは、産科に力を入れている病院です。

娘を出産する時には、大変お世話になりました。

 

今度は婦人科に特化した病院に行ってみよう。

血液検査、あとできればMRIもしてもらって、自分のホルモン数値や子宮の状態をちゃんと知っておきたい。

 

そしてこの診察から1ヶ月後、私は自分の右の卵巣の状態が悪いことを、ある病院の婦人科でしっかりと知ることになるのです。

 

続く。

 

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