らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

卵巣破裂の1ヶ月前(6)〜使えるものなら使いたかった薬〜

今年の6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 

 

卵巣破裂の1ヶ月前のお話、その6です。

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生理を止める。

そう決めました。

 

 

 生理を止めるのに、注射や飲み薬があると聞いたことがあるけれど、私の場合はどの方法で止めるんだろう?

 

 

 

C先生の説明を待ちます。

 

 

先生は「ちょっと待ってね」と言って、じっとMRI画像を見ています。

 

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そして画像を拡大し、

 

「ないかなぁ…かけらでもいいから…」

 

と言いながら、何かを探している様子。

 

 

そして、「ないか…」と呟いて、先生は私に向き直りました。

 

 


「すぐにホルモンを低下させられる治療薬があって、ウッチーさんにはそれを出せたら1番いいと思っていたんだけれど…。その薬は子宮筋腫がある人にしか使えなくて」

 

 

先生はMRI画像で、子宮筋腫を探していたようです。

 

 

先生は続けます。

 

「残念ながら…と言うのも変だけど、ウッチーさんは子宮筋腫がないのでその薬は出せません。かけらくらいの大きさでも筋腫があれば適応になるので、探してみたんですが…ありませんでした」

 

先生は本当に残念そうに言いました。

 

 

「あとウッチーさんには、ピルは使えません。40代から血栓リスクが上がり、50歳以上だとその確率はもっと上がるので」

 

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Aクリニックを受診した後、ピルのことは調べたので知っていました。

 

 

「のでウッチーさんは、別の薬を使います」

 

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「ただ…ウッチーさんの場合は…治療の過程で心配な点があるのよね」

 

 

心配な点…?

 

 

「ああ、筋腫があったらあの薬を使えたんだけどなぁ…ああいや、筋腫はなくて良かったんだけどね、でもあったらあの薬を使えたんだけど…あ、いえ、筋腫なくて良かったのよ、でも残念!」

 

 

どっち!?

 

 

筋腫がなくて残念がられるとは。

 

 

 

それにしても、先生が使わせたかった薬って何という薬だったんだろう?(聞きそびれた)

 

 

 

次回は、治療のことで悩みます。(私より先生が)

 

 

 

続く。

 

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