卵巣破裂の1ヶ月前(5)〜決断〜
今年の6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
卵巣破裂の1ヶ月前のお話、その5です。
C先生から急に
「生理、止めましょう」
そう言われ、突然のことに頭が回らない私。
先生から、
「ウッチーさんの閉経はまだ先で、卵巣は活発。生理がくるたびに卵巣の嚢胞は大きくなっていくので、このまま閉経するまで待っていたら大変です。これ以上大きくなるのは心配です」
と言われました。
この通り、私の卵巣は活発らしい…
(↑前回使ったイラストを使いまわし)
私は50歳。
私の周りの同じような年齢の人は、すでに閉経をむかえていたり、2ヶ月生理がこなかったり、半年こなかったりの、そんな状態の人ばかり。
きっと私も近々生理周期が乱れて、じきに閉経するものと思っていましたが、血液検査の結果、閉経は当分先になるらしく。
C先生は続けます。
「それに、6センチの大きさなら手術対象のサイズです。もし手術するにしても、生理を止めてからの話になります。手術をするしない関係なく、もう生理を止めておいたほうがいいと思います」
………ん?
先生、手術…って言った?
受診してから2時間の間に、次々告げられる予想外のことに、気持ちがついていけない。
事態をよく飲み込めてはいないけど…
真剣な顔で説明しているC先生を前にして、この先生の言う通りにしよう、そう思いました。
「わかりました。生理を止めてください」
どうやって止めるのか、まだ何も説明されてはいないけど。
元気なランラン、ごめんね。
私はあなた達の活動を、強制的に封じることを決めました。
続く。
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