卵巣破裂の2週間前(1)〜胸だけ青春時代~
今年の6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
今回は、「卵巣破裂の2週間前のお話 その1」です。
閉経状態にさせるゾラデックスの注射を打ってから、2週間。
C先生は、ゾラデックスの初回投与後、ホルモン値が上がってピークとなる2週間後を、とても心配していました。
私も注射から2週間後の日が、痛みのピークになるのだろうと、用心していました。
体に起きた変化としては、注射してから1週間を過ぎてすぐ、胸が張るようになりました。
若い頃、生理前になると胸が張って痛くなることがありました。
あの頃の感覚を思い出しました。
ホルモン値が上がることで、胸が影響を受けるとは。
張りが出て、胸だけがやけに若々しい。
でもこの胸の張りは、6日間で終了。
短い青春。
胸だけの青春時代が過ぎた直後、卵巣がすごく痛むかもと危惧されていた、ゾラデックス投与からの2週間後を迎えました。
C先生から、警戒するようにと再三言われていた日です。
ぴったり2週間後のその日、私は朝から痛みに備えて心を武装し、待ち構えておりました。
しかし、迎えたその日は実にあっさりと、特に何事もなく過ぎていきました。
実は、注射の1週間後から、腰の痛みは軽くなり、痛み止めなしで過ごせていました。
私はホルモン値がピークになる日に向けて、腰痛の原因である卵巣嚢胞が刺激を受け、腰の痛みは増すものだと思っていました。
なので、逆に軽くなっていく痛みを、不思議に思っていました。
注射の影響で胸は張ったけど、卵巣はさほど刺激を受けずに済んでいるのかも…
そう思い、心の武装をといて、またノンキに過ごしだしました。
ところがピークは、ちょっと遅れてやってきました。
腰の痛みが再びやってきます。
あと、不正出血も。
そのお話は、また次回に。
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