手術翌日(1)
2020年6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
《前回》 「卵巣摘出手術(5)」
「卵巣摘出手術(5)」の続きです。
私が右手に握っているのは、
手動で鎮痛薬を追加できるスイッチ。
PCAポンプは、もともと自動的に鎮痛液の投与をするので、
薬がきれて痛くて辛くなる…ということはありませんでした。
少し痛みが増したかな?くらいで手動で薬を追加しました。
私はこの夜2回、薬液追加のボタンを押しました。
以前の開腹手術の術後と比べると、今回は痛みが格段に減っていました。
PCAポンプ、すごい。
手術後にぐっすり眠れたので、その後は少し寝ては起き、というのを繰り返していました。
朝になりました。
全身麻酔の後遺症は、ありがたいことにありませんでした。
朝食は、なし。
同室の人が食事をとっている音がする中、私はメッセージのチェックをしていました。
手術はとても順調だったということを、夫からのメッセージで知りました。
看護師さんが採血と血圧測定と検温に来ました。
熱が38度ありました。
開腹手術の翌日は、歩くようにと指示がきます。
2回帝王切開手術をした時も、そうでした。
私は帝王切開の翌日、すぐに歩けた人でした。
医師達が数名、回診にきました。
美人医師が揃って私の目の前に。
ビューティーペア…
キラキラな回診。
医師達は私のお腹の縫合部分を見て、
「縫合部分、すごく綺麗ですよ。問題なしです」
と言って、消毒をしてくれました。
次回は、歩行訓練です。
--------------------------------------------------------
「おまけ通信」
「このイラスト、何を使って描いてるの?」とある人から聞かれました。
私は、ノートパソコンにワコムのペンタブレット(板タブ)をつなげて描いています。
ペンタブレット歴、1年2ヶ月。
まだ思い通りの線が描けません。
液晶のペンタブレットだと、もっと描きやすいのかなぁ。
液タブは高いし、使いこなせずに宝の持ち腐れになるともったいないので、お手頃価格(6000円弱)の板タブを買いました。
初めて板タブで線を引いてみた時、デジタルペンのペン先が板の上で滑ってしまって、とんでもなく描けませんでした。
描いて3秒で、あまりの描けなさっぷりに愕然としました。
こんなにツルツル滑ってしまっていて、どんな絵が描けるというのだ…
「板タブ 滑る」とかで検索。
すると、同じように板タブに愕然とした同士がいるいるいる。
使い続けていけば慣れるから、慣れるまでめげずに頑張れ、といったものや、
嫌なら高い液タブを買いなされ、といったものとかいろいろある中、
板タブにコピー用紙やケント紙を1枚乗せると良い、という情報を見つけました。
ケント紙は、うちにある!
すぐに、板タブにケント紙を乗せて固定しました。
だいぶ、描きやすくなりました。
ツルツル滑りまくっていたペン先が、かなり落ち着きました。
それでも、思うような線はなかなか描けませんが…
そういうことで、私は板タブにケント紙を乗せた上から、デジタルペンでこのマンガを描いています。
お絵かきソフトは、メディバンペイントを使っています。
無料です。
これだけ機能がそろっていて無料なんて、すごいと思っています。
無料ソフトはそれらに比べるとできないことが多く、手間がかかるなぁと思うことが多々あります。
でも無料なのだから、贅沢を言ってはいけない。
手間など、どんどんかければいいのだ。(時間はかかるけど)
レイヤー機能の使い方が分かる人なら、お絵かきソフト、すぐに使いこなせると思います。
なんて偉そうに書きましたが、まだ手探りで描いておりますのよ。
まともな線もまだ引けませんのよ。
地道にがんばります。
最後までお読みくださり
ありがとうございました(^-^)
内野うめこ
----------- 卵巣破裂のお話(数字をクリック)------
・卵巣破裂前日までのお話 全21話
・破裂当日のお話 全31話
------------------過去に描いた絵-------------------
・マンガ 1.