卵巣破裂当日〜B病院にて(9)
今年の6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
《前回》 「卵巣破裂当日~B病院にて(8)」
前回の続きです。
ストレッチャーに乗って廊下に出た私に、向かってくる視線。
心の声を感じる…
苦しそうに横たわっているわけでなく、
年齢や体型から妊婦でもなさそうな私を、
この人は一体何があって運ばれていくのだろう
と思われていたと思う。
私は受付番号1番から5番の人達に、
順番を飛ばしてしまったこと、
そしてお待たせしてしまったことを、
とっさに心で詫びました。
プラカードでもあったら、掲げたかった。
何もできず、ただ横たわるだけの私を乗せて、ストレッチャーは人目の中を、どんどん進んで行きました。
病院内のどこを通ったのか分かりませんでしたが(ずっと天井を見ていたので)、
人目のある廊下を進み、
エレベーターに乗り、
どうやら総合受付の前も通過して、
私は病院の外へ出ました。
前方に見えるは、バックドア全開の救急車。
大口を開けて お待ちくださっている。
と思いました。
次回、「B病院にて(10)」に続く。
----------- これまでのお話(数字をクリック)---------
・卵巣破裂前日までのお話 全21話
・破裂当日~B病院にて 1、2、3、4、5、6、7、8、←前回
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ここからどうでもいい話。
イラストなしで、ひたすら文字だけの羅列となるので、どうでもいい話でも読んでみようと思う人だけどうぞ。
以前、このブログを読んでる友人から、回顧録ばかりでなく、現在の話もおりまぜて欲しいと言われました。
私の日常を書いたところで、なんの役にも立たない記事が出来上がるよと言ったら、それを読みたいとおっしゃってくださった。
今回のブログ記事はイラスト少なめで、内容に至っては、ただ病院の廊下を突き進んで外に出ただけの話なので、ちょっとこれは…何か足した方がいい?と思いまして…
さっそく近況を足します。
昨日は娘の中学校の体育祭でした。
天気が良すぎて、私は日差しをたくさん浴び、10月の日差しはあなどれん!と思いながら見学しました。
日差しを浴びただけで、体力は消耗。
家に帰って、マッサージクッションに疲れた足を乗せ、揉みほぐされ、ああこれは至福の瞬間だわなんて思った瞬間眠ってしまい、起きてから今回の記事の救急車のイラストを、チマチマ描き出したという…
ほら、こんなどうでもいい話しか出てこないわよ。残念。
ここまでお読みくださって、ありがとうございました。
進みの遅いブログですが、
よかったら次回もお付き合いくださいませ。
内野うめこ