らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

卵巣破裂当日~D病院にて(2)

今年の6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 

 

《前回》 卵巣破裂当日~D病院にて(1)

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前回の続きです。
 

車椅子で、救急外来から産婦人科外来に向かうことになりました。

 

救急外来を出てすぐ

私の目の前に広がった光景が、

 

 

                              これです。

 

 

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おかしいな…

コロナ禍で病院に来る人は、

減っているんじゃなかったっけ?

 

そんな私の思いを乗せながら、

ウジャウジャの人の中

産婦人科を目指し

車椅子は進んでいきました。

 

 

産婦人科外来 到着。

 

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                    ここも 人がウジャ。

 

私はD病院の看護師さんに、すぐに中待合室に入るよう案内されました。

 

ああ…

私はまた、順番飛ばしをするのだ。

ここで診療を待っている人の数は、

B病院の時の数倍…

 

そして多くの人の視線を浴びながら、

私はこの日2度目

順番飛ばしをしました。

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視線が刺さってくるような気がしました。

長い時間診療を待たれていることを思うと、

申し訳なくていたたまれない。

 

中待合室に入ると、

看護師さんが足早にやってきました。

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あれだけの人が待っているんだもの。

のんびりやっていたら、D病院の外来診療は回っていかないと思いました。

 

ただでさえ忙しい中に、急患(私)が来てしまった。

キビキビ動く看護師さんを見て、方々に迷惑をかけてしまっていることを改めて実感しました。

 

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助産師さんは、B病院でのお仕事があったでしょうに、

私に同行してここまでついてきてくれました。

 

ここで、ふいに疑問。

 

助産師さんは、

ここからどうやってB病院に戻るんだろう…

 

助産師さんは、私の身柄を引き渡したら(この表現は合ってる?)B病院に戻られる。

 

電車とバスで戻るんだろか…?

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 聞いてみる。

「あの、助産師さん、

 ここからどうやってB病院に戻るんですか?

 電車ですか?」

 

「え?いえいえ、

 電車で戻りませんよ〜」

そう言って、助産師さんは笑いました。

 

「ここまで乗ってきた救急車で戻るんです。

 B病院まで送ってもらえるんですよ」

 

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キビキビナース、入室。 

 

ということで、

B病院助産師さんとはここでお別れです。

 

 「じゃあ私は、これで失礼しますね。

 ウッチーさん、頑張ってね!」

 

優しかった、助産師さん。

ありがとうございました。

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これから、いろいろなことが

キビキビチャッチャと動き出します。

 

次回、D病院にて(3)に続く。

 

----------- これまでのお話(数字をクリック)---------

・卵巣破裂前日までのお話  全21話

・破裂当日 ~自宅にて  

・破裂当日~B病院にて 10

・破裂当日~救急車にて

・破裂当日~D病院にて 、←前回

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「おまけ通信」

やっと次回から本格的に、D病院での診察や、手術に向けての話に入っていけます。

本筋とは関係なさそうな、どうでもいいようなことを面白がって描いちゃうから(SASUKEゾーンとか)、なかなか話が進んでいかなくて…すみません。

 

もっとキビキビ、チャッチャと描ければいいのになぁ。

今回出てきたキビキビナースを描きながら、そう思いました。

 

多分今後も、ダラダラと寄り道しながら描いていくと思います。

 

ここまでお読みくださり、

ありがとうございました。

 

           内野 うめこ