卵巣破裂当日~D病院にて(4)
今年の6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
《前回》 「卵巣破裂当日~D病院にて(3)」
前回の続きです。
経膣エコーをする為、検査台に座りました。
私の右側の卵巣が破裂していることは、すでにB病院で確認済みです。
もう破裂したことは分かっていたので、
この日2度目となる経膣エコーでは、
B病院の時のように動揺することはありませんでした。
「右の卵巣、 やはり破裂ですね」
D先生の冷静な声が、静かに心に響きました。
検査が終わり、診察室に戻りました。
D先生は言いました。
説明がミッチリ。
なぜ左右の卵巣を両方摘出する必要があるのか、
私なりに解釈して簡単な漫画にしてみましたので
ご覧ください。
これで、お分かりいただけた…でしょうか。
続いてD先生は、手術方法についての説明を始めました。
それはまた、次回に。
次回、「D病院にて(5)」に続く。
----------- これまでのお話(数字をクリック)---------
・卵巣破裂前日までのお話 全21話
・破裂当日~B病院にて 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
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「おまけ通信」
今、私の体の中に、ランラン達はいません。
術後、生理はこなくなり、当然生理痛もなくなりました。
痛みのないサッパリとした生活を送れることは、本当にありがたいことです。
ただ時折、さみしくなります。
「ここにいたのよね」と、
ランラン達がいた辺りをさすってしまう。
ランラン達が私の体と人生に与えたものは、
とても大きかったです。
今回のブログを書きながら、少しせつない気持ちになりました。
ノラ子なんて描いてて、なんですが。
ここまでお読みくださり、
ありがとうございました。
内野うめこ