らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

卵巣破裂当日~D病院にて(8)

今年の6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 

 

《前回》 卵巣破裂当日~D病院にて(7)

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前回の続きです。

 

産婦人科病棟に着きました。

本来なら私は婦人科病棟での入院となるのですが、ベッドの空きがないということで、

産婦人科病棟の入院となりました。

 

産婦人科病棟に入る時に、看護師さんから言われました。

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ということで、夫は病室には入ることはできません。

なので、入院にあたっての説明や書類へのサインは、病棟のフロアの待合室で行いました。

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まず、もろもろの書類へのサインをしました。

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あと、入院中に連絡がとれる家族の連絡先を書き、

他にも住所やらなんやら何かの書類にいろいろ書きました。(もう忘れちゃったわ…)

 

看護師さんから聞かれました。

 

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そりゃホントは個室の方がいいですけど。

個室にすると、余計にお金かかっちゃうし…

 

急にこのようなことになり、ただでさえ家族に迷惑をかけてしまうことになったのに、

「アタシ、個室がいいの☆」

なんて言えた身分ではない。

 

続いて看護師さんは、入院中のアメニティセットの話をしました。

パジャマやタオルのレンタルができるということでした。

 

パジャマのみだと1日286円

タオルもセットだと、1日400円

 

私は以前、パジャマレンタルが便利だという話を聞いたことがあったので、利用する方向に心が動きました。

 

入院中は前開きのパジャマでないといけないらしく、私は持っていない為、レンタルを使わないなら数枚買わないといけない。

それも、その前開きパジャマは、夫が買いに行くことになる…

 

入院は長くても2週間 

そうD先生から言われていました。

 

金計算をする…

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レンタルパジャマは、汚れたら何度でも新しいのを持ってきてくれるという。(タオルも)

 

夫に聞く。

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パジャマタオルをレンタルすることにしました。

 

テレビと冷蔵庫はテレビカー(1000円)を購入しないと使えないそう。

 

テレビは、観なくてもいいと思いました。

スマホと本があれば、十分な気がしました。

冷蔵庫も、特別必要ないかなと思いました。

使いたくなった時に、カードを購入しようと思いました。(入院中、結局購入しませんでした)

 

続いて、入院生活で必要な物のリストの紙をいただきました。

夫はじっとその紙を見つめていました。

 

夫は、私の入院グッズ

これから1人で

急いで集めに行くのだ…

 

そう思うと、ただただ申し訳なく思いました。

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 忘れないようにメモする夫。

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手術中は家族の待機が必要で、でもコロナ禍なのでそれは1名のみと言われました。

 

夫は私の入院に必要な物を揃える為、D病院を出ました。

病院への支払いが済んでいなかったので(B病院から緊急搬送されたので)

まずその支払いに行きました。

 

そしてその後、夫は家に戻り、

私の下着やら歯ブラシやらなんやらを用意し、

術後に必要になるだろうアメを買いに行き、

それらを持って、またD病院に戻って来るのだ…

 

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夫に申し訳ないと思うわりに、要求が多い。

 

 

アレヤコレヤと入院グッズ追加のメッセージを、

病室のベッドに横になりながら送った私です。

 

次回、D病院にて(9)」に続く。

 

----------- これまでのお話(数字をクリック)---------

・卵巣破裂前日までのお話  全21話

・破裂当日 ~自宅にて  

・破裂当日~B病院にて 10

・破裂当日~救急車にて

・破裂当日~D病院にて 、←前回

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「おまけ通信」

レンタルパジャマとタオル、便利でした。

 

私は入院から8日目で退院したので、レンタル代金は思っていたより安く済みました。

短期入院でしたら、レンタルは便利だと思います。

 

私は緊急入院となった為、前もっての入院準備ができず、全部夫に揃えさせてしまいました。

それも急ぎで。

 

私は病院でおとなしくしているだけでしたけど、夫はこの入院期間は本当に大変だったと思います。

頭が下がります。

頭が上がりません。

時々上がります。

ああ、いけない!とあの時のことを思い出して、

また下げます。

そうして生きていきます。

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

   内野うめこ