らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

卵巣破裂当日~D病院にて(9)

今年の6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 

 

《前回》 卵巣破裂当日~D病院にて(8)

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前回の続きです。 

今回は駆け足気味に話を進めます。

 

病室は4人部屋でした。

この部屋のベッドは2つ空いていました。

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私は窓側のベッドに案内されました。

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病室内ではキッチリと仕切りのカーテンが閉められていたので、

同室の方がどういう人達なのか、この時点では全く分かりませんでした。

 

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看護師さんはそう言って病室を出て行きました。

 

私はベッドに横になり、

夫に入院グッズの追加品をメッセージで送りました。

 

ほどなく看護師さんがパジャマを持ってきました。

尿道カテーテルがついているので、看護師さんに手伝ってもらいながら着替えをしました。

 

着替えの後、リストバンドをつけてもらいました。

先程撮られた写真が、しっかり印刷されていました。

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そして手術に備えての剃毛

下腹部の、手術で切開する部分付近を剃られました。

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2度の帝王切開の時も同じことをしたので、

これで剃毛されるのは人生で3回目

 

また「子連れ狼」の大五郎の頭みたいな仕上がりになるのだわ…と思いました。

    大五郎を知らない人の為に↓

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痛み止めの点滴を、6時間おきに入れますと言われました。

点滴の針はすでにB病院で左腕に刺してもらってあったのですが、うまく入っていなかったのかずっと鈍い痛みがありました。

私は左腕の血管が出にくいらしく、点滴のルートを取るのが大変そうでした。

痛み止めの点滴を入れる時に、左腕に点滴の針で痛みがあることを伝えると、右腕に刺しかえてくれました。

 

昼食が運ばれてきました。

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「食べてもいいんですか?」と聞くと、

「いいそうです」と言われました。

食べていいということは、手術は今日ではないのだ。そう思いました。

 

でも、食べていいと言われても、食欲はなく。

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だからといって全く手を付けず…というのは失礼かなと思い食べだしたのですが、

やはり箸は進みませんでした。

少しだけ食べて、すみませんと謝り、下げてもらいました。

 

病室内は、コロナの感染を避けるためにお見舞いはなし。

とても静かでした。

 

スマホを見てみると、夫からメッセージがきていました。

私の母が、入院中は夕飯を毎日作って持ってきてくれるとのこと。

家族の食事のことが気がかりだったので、本当にありがたく思いました。

 

妹からも連絡が入っていたので、返信しました。

母にもメッセージを送りました。

子供にも送ったのですが…

 

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         長文。

      文字の量は心配の量。

 

夕方、D先生が病室にやってきました。

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先生は言いました。

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私は緊急で入ったので、手術を予約されている方々との兼ね合いもあり、手術時間はまだ決められない状態のようでした。

 

手術は翌日。

それだけはハッキリ決まりました。

 

次回、D病院にて(10)に続く。

----------- これまでのお話(数字をクリック)---------

・卵巣破裂前日までのお話  全21話

・破裂当日 ~自宅にて  

・破裂当日~B病院にて 10

・破裂当日~救急車にて

・破裂当日~D病院にて 、←前回

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「おまけ通信」

私のブログ、話の展開が遅くてすみません。

更新もどんどんゆっくりに…

12月に入り、師走だからということではないのですが、今回は駆け足気味に話を進めました。

次回も、駆け足でいこうと思っています。

卵巣破裂当日の話は、次回で終わらせられたらなぁと思っています。

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

     内野うめこ