卵巣破裂当日~D病院にて(7)
今年の6月に卵巣破裂→緊急搬送→摘出手術。その体験を書いています。
《前回》 「卵巣破裂当日~D病院にて(6)」
前回の続きです。
手術前検査を終えて産婦人科外来に戻ると、夫が待っておりました。
再び診察室へ。
夫と一緒に、先生の話を聞きました。
D先生は、説明書や同意書の紙の束(後で数えたら15枚あった)を1枚1枚確認しながら、説明を始めました。
ここまでは,、ちゃんと理解できました。
しかし、ここから先生の説明のテンポが上がり…
私と夫は、次々される説明をしっかり聞いて受け止めようとはしていたのですが、
情報は頭を通過していくだけ。
聞いたそばから、右から左へ流れていってしまう…
緊急手術でなければ、きっともっと時間をかけて、説明を受られたのだろうなと思いました。
「 いつ手術になるかは、他の医師達と話し合って決めます」
D先生はそう言いました。
ああ…
あの写真を医師達に見られるのか…
きっと こんな感じで…
(前回のイラスト)
「今、婦人科はベッドが空いていないので、
ウッチーさんは産婦人科で入院になります」
入院は、婦人科病棟ではありませんでした。
夫と一緒に、産婦人科病棟に向かいました。
次回、「D病院にて(8)」に続く。
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・卵巣破裂前日までのお話 全21話
・破裂当日~B病院にて 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
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「おまけ通信」
私は、子供2人とも帝王切開での出産だったので、硬膜外麻酔は2回経験していました。
局所麻酔で腰から下は麻痺していましたが、意識ははっきりとありました。
硬膜外麻酔を打つ時、私は2回とも痛くありませんでした。
針をさし直すということもなく、一発できめてくださり、有難いことでした。
この硬膜外麻酔で、大変痛い経験をされた話を聞いたことがあったので、あの2回は当たり前ではなく奇跡の2回だったのだと思っています。
なので3回目となる硬膜外麻酔のことは、痛さを覚悟しておこうと思っていました。
実際どうなったのかの話は、
「手術編」で書きたいと思います。
まだ、数回先になりますけど。(展開が遅いので…すみません)
最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
内野うめこ