らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

手術後5日目「ルート確保のエキスパート」

2020年6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 
 ↑この続きです。

手術から日目(入院生活7日目

抗生剤の点滴投与は、今日までと言われていました。

入院した日から1日4回の抗生剤の点滴が行われていました。
同じところに何度も点滴をしてきたからか、
点滴の針が打たれた箇所に、昨日から血が漏れるようになりました。

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          (前回のイラスト)

血が漏れだす度に、看護師さんが針を固定しているテープを貼り替えてくれました。

しかしこの日、朝6時の点滴を終えた後に腕を見ましたら、こんなことに。

 

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点滴生活7日目にして、血管は限界を迎えました。

 

ナースコールで、看護師さんを呼びました。

この日の担当の看護師さんは、キッチリ看護師さん。

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  (キッチリ看護師さんのお話はコチラコチラ

キッチリ看護師さんは、私の右腕を見ながら言いました。

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しばらくすると、キッチリ看護師さんは戻ってきました。
1人、年配の看護師さんを連れて。

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初めて会う看護師さんでした。

 

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そのベテラン看護師さんは、一発でルートをとりました。

そしてアッサリと出て行かれました。

なんてすごい。

顔色変えずに難なくルートをとって去っていかれた…

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私がこのベテラン看護師さんと会ったのは、この時だけでした。

きっとこの病院で、
ルートとりのベテラン看護師として
頼りにされている方なのだろうと思いました。

キッチリ看護師さんは、厄介そうな私の左腕にはベテランの腕が必要だと思ったのでしょう。

ありがたかったです。

 

残り2回の点滴を無事やり終え、点滴から解放されました。

この日は、退院前の診察がありました。

子宮の外側に血豆があると言われました。

手術中にできたものらしく、血豆はいずれ吸収されていくので心配はいらないそう。

「明日退院できますが、退院後もし熱が38度を超えたらすぐに連絡するように」
と言われました。

 

翌日退院です。
1週間ぶりに家族に会えます。

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退院日(1)に続きます。

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    「おまけ通信」

D病院に救急搬送される前、私はB病院にいました。
卵巣が破裂しているのでベッドに寝かされ、そのまま救急車が到着するまで動いてはいけないと言われていました。

救急車を待つ間に点滴をすることになったのですが、その時私の右腕は壁側にあった為、点滴のルートは左腕からとるしかないようでした。

 

1人目の看護師さんは、私の左腕を前にしてギブアップ。

2人目の看護師さんも、ギブアップ。

ここで、B病院でルートをとるのが上手らしい看護師さんが呼ばれました。

その3人目の看護師さんも、私の左腕を見て「うーん…」と唸る。
3人の看護師さんが、私の左腕をさすったり叩いたりして血管を浮き上がらせようとしていました。

「ここが変にカーブしてるから…」とも言っていて、針を刺すのも難しそうでした。

 

それでもなんとかルートをとってくれたのですが、点滴の針が刺さっている箇所に、なんとなく痛みがありました。

D病院に搬送された後、私は点滴のルートを右腕にやり変えてもらいました。(右腕はすんなりいく)

そんな看護師泣かせの厄介な私の左腕なので、D病院のベテラン看護師さんが一発でルートをとったことには驚きました。

特に探る様子もなく、実にアッサリ。
刺した後も、全く痛くなかったです。


ベテラン看護師さんは、普段はどこの病棟にいらっしゃるんだろう。
私のような厄介な腕をもつ患者が来たら、助っ人看護師として呼ばれているのだろうと思いました。

 

ここまでお読みくださり
ありがとうございました(^-^)

   ウチ ウメコ

  

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