らくがき通信

2020年6月に卵巣破裂。その体験マンガ。と、描いた絵をチラホラ。

手術後4日目「同じじゃないんだな」

2020年6月に卵巣破裂緊急搬送摘出手術。その体験を書いています。 

 ↑この続きです。

卵巣摘出手術をしてから4日目
(入院してからは6日目

お腹の傷は順調に回復しているようで、
体を起こす、歩くなどの動作が、だいぶスムーズになりました。

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私は17年前と14年前に帝王切開で子供を出産しているので、
今回で開腹手術を3回したことになります。

3回目なので、自分ではもう開腹マスターくらいの気持ちになっておりました。

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が。

 

3回とも同じところを切った開腹手術なのに、
今回の回復ルートは、帝王切開の時と同じではありませんでした。

 

手術から4日目。

ひたすら痛みと向き合う時間は終わり、私は今の自分の状態に目を向けていました。

そして帝王切開の時と今回の術後とは、いろいろ違っていることに気がつきました。

 

帝王切開の術後との違い」

• 腸内でガスや便が動くたび、絞るような痛みがある。(その話はコチラ

• すぐ疲れてしまう。
   少し歩くだけで、電話で話しこむだけで、フーフーと息があがりました。

• 点滴からの抗生剤の投薬がまだ続いている。
 帝王切開の時は、手術後2日目で点滴は終了していました。

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入院生活も、全然違いました。

コロナ禍なので、お見舞い客はゼロ。

通常でしたら面会時間だったはずの14時〜20時は、賑やかだったろうなぁと思いました。

誰も見舞いに来ない病室は、とても静かでした。
(WARAIさんの電話以外は)

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そして一番違ったのは、今回は出産ではないので新生児が側にいないこと。

帝王切開で入院した産院は、完全母子同室でした。

大きな病院で出産した友人は、夜9時から朝6時まで新生児室で看護師さんが赤ちゃんのお世話をしてくれました。

私が出産した個人病院は、用事がある時だけ看護師さんがみてくれましたが、基本一日中母子同室でした。

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術後2日目から、3時間おきの授乳が開始。

同時に、赤ちゃんのお世話のいろいろも開始。

お腹が痛かろうが(開腹の痛み+子宮が戻る痛み)、点滴をしながらだろうが、寝不足だろうが、やる。

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当時はそれを夢中でやっていましたが、
今思うと…、術後の体に容赦がない。

 

赤ちゃんのお世話に加え、午前中は調乳指導沐浴指導やなんやかんやいろいろあって、忙しかった記憶があります。

そして午後になれば、お見舞い客がやって来る。

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こうして改めて帝王切開の入院中の生活をふり返ると、
ゆっくり体を休めていられる時間など、
どこにもなかったなぁと思いました。

 

それに比べたら、今回は睡眠時間はいくらでも確保できました。

眠くなった時には、誰に気を遣うこともなくいつでも眠ることができました。

好きなだけ本を読み、眠くなったら寝て、食事は3食運ばれてくるし、新生児のお世話もない。

 

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腕を見ると、点滴の針から血がボヤ~っと漏れていました。

入院から6日間、1日4回、6時間おきに抗生剤の点滴を入れていました。

点滴の針が入った血管は、何回も投薬を続けているうちに、限界を迎えてきているようでした。

 

手術後5日目に続きます。
退院前日のお話になります。

キッチリ看護師さんが再び登場しますよー。
(キッチリ看護師さんのお話はコチラコチラ

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    「おまけ通信」

ウォーキングがすっかり日課となっております。

健康の為にと歩きはじめましたが、
今では一日の楽しい日課の一つとなりました。

私は川沿いを歩いています。
水辺には鳥が集まるので、毎日いろいろな野鳥を観察できます。

バードウォッチング気分で歩けるので、今まで続けてこられたのかもしれません。 

 

ウォーキングを始めて、カワセミを2度目撃しました。

飛ぶ宝石といわれるだけあって、青くキラキラと羽を光らせながら、水の上を飛んでいました。

人の目があるので冷静は装いましが、テンション爆上がり。

カワセミが枝に止まり、写真写真!とスマホを取りだし構えた瞬間、青い宝石はキラキラと飛び去っていきました。2度とも。

 

そんなレアなカワセミとは対照的に、毎回確実にお会いできるのは、
公園に着くと必ずいます。

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いすぎ。(撮り放題)

 

ちなみに、この公園にはコイもたくさんいるのですよ。

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イソヒヨドリはこの時期大きな美しい声で盛んに鳴き、
警戒心弱めのハクセキレイは私の前をチョロチョロ歩き、
うっかり姿を現したウグイス「あ、ヤベ」といった振る舞い、
カモがお尻を突き出して潜る姿、
サギが華麗に飛んできて一発で魚を捕らえたり、
などなど、
鳥たちには毎日楽しませてもらっています。

あと、梅の実が大きくなっていくのをチェックするのも、最近の楽しみの一つです。

よその家の梅の木ですけど。

勝手に愛でています。

ここまでお読みくださり

ありがとうございました(^-^)

 

    ウチ ウメコ

 

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